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「浮世絵にみる江戸の食」

江戸時代、政治の中心となった江戸では、多くの武士が居住するようになり、大規模な都市に発展しました。
江戸の町では、日常の食事は簡素なものでありましたが、祭礼や行事のときには大きな商家などで盛大な膳が振る舞われました。江戸近郊からの野菜や、江戸前の海でとれた新鮮な魚介を使用した料理が普及し、食べ物や料亭をランキングした番付も数多く制作されるなど、庶民が食を楽しむ文化が発展するようになりました。
また、手軽な外食も盛んになり、納豆や惣菜の行商、ソバ、寿司、天ぷらなどの屋台が繁盛しました。
現在も人気のある天ぷら、蕎麦、寿司など浮世絵に描かれた食べ物を通して現代の食の根底ともなった江戸時代の食文化を紹介します。

展示期間 2016年12月27日(火) ~ 2017年1月30日(月)
展示場所
Echika池袋ギャラリー
(東京メトロ副都心線池袋駅構内)
お問い合わせ
公益財団法人メトロ文化財団 公益事業部
03-3253-6948(10:00~17:00 土・日曜・祝日を除く)
Echika池袋ギャラリー

駅におけるゆとりと潤いのある文化的空間の創造、さらには文化芸術の薫る街を目指す地元地域の発展に寄与するため、有楽町線池袋駅と副都心線池袋駅との連絡通路に設置した「Echika池袋ギャラリー」の管理運営を行っています。