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「浮世絵にみる江戸のあかり」パネル展

今はあかりといえばほとんど電気による照明ですが、江戸時代には植物や動物などから得た油を燃やすのが一般的でした。 植物からとれる菜種油は蝋燭(ろうそく)と同じく値段が高かったため使用できるのは武家や商家などに限られ、庶民が日常生活で使う灯油(ともしあぶら)は値段の安い魚油(ぎょゆ)でした。
持ち運びが可能な提灯(ちょうちん)や明るさの調整ができる行灯(あんどん)など、江戸時代の人々は生活の様々なシーンであかりを工夫し、人々の暮らしを向上させました。 この度の展示では江戸のあかりについて、浮世絵に描かれたさまざまな場面を紹介します。ぜひ足をお運びください。

展示期間 2016年7月30日(土)~8月30日(火)
展示場所
Echika池袋ギャラリー
(東京メトロ副都心線池袋駅構内)
お問い合わせ
公益財団法人メトロ文化財団 公益事業部
03-3253-6948(10:00~17:00 土・日曜・祝日を除く)
Echika池袋ギャラリー

駅におけるゆとりと潤いのある文化的空間の創造、さらには文化芸術の薫る街を目指す地元地域の発展に寄与するため、有楽町線池袋駅と副都心線池袋駅との連絡通路に設置した「Echika池袋ギャラリー」の管理運営を行っています。